上の息子がまだ小さかったころ、社会人になってから友だちになった仲間の飲み会に参加しました。そのとき「今でも仕事を続けていること。だから子どもは保育園に通っていること」を話したのですが、友人の一人に物凄く反論されたことがあります。彼女は当時独身で、子どもが大好きだけれど今のところ結婚の予定はないという状況でした。そんな彼女でしたから「小さいうちから子どもを保育園に預けるなんて、信じられない。子どもがかわいそうだ」と。確かに子どもを保育園へ預けるとき、私も実家の父から「まだ小さいのに」と言われたことがあります。でも仕事もあるわけで、誰が子どもの面倒をみてくれるのか、と言わざるをえませんでした。私が仕事をしている間、父だって仕事がありますし、何よりオムツをしている子どものオムツを交換することが出来ない父に、子守を依頼することなんて不可能です。自分の親だからきつく言えましたが、これが義理の両親だったら言えないでしょう。幸い義理の両親も共働きで子どもを育てたので、保育園を利用していたことから我が家の保育園関連の話には、まったく反対の声はあがりませんでした。さて友だちの話に戻ります。いくら「保育園ではたくさんの友だちがいるし、先生が遊んでくれるいいところだ」と説明しても、理解してもらえませんでした。世の中には子どもと24時間向き合うのが好きという人や、苦手という人もいますし、事情は人それぞれです。安易に人の家庭の育児について意見するのは良くないと思った出来事でした。